PostHeaderIcon 中性脂肪と食事療法

中性脂肪は、本来の予備エネルギーとしての機能を果たせる分だけを貯蓄し、余りが多く出ないようにすることが理想的と言えます。中性脂肪値が現状において要注意になっているケースでは、これ以上ひどくならないように食生活を見直すことから早急に行う必要があります。第一に、食事を摂る回数や時間を見直してみましょう。朝食はいつも食べないという方や、夜遅い時間に晩ごはんを済ませる人は、中性脂肪が蓄えられやすいとされています。食事は規則正しく朝昼晩と3回摂り、朝と昼を多く食べるようにします。晩ごはんは、できるだけ早い時間に、量もとりすぎないことが大切です。それでは、食事の中身についても見直してみましょう。基本的には通常ダイエットを行うときと同じで、脂質や糖質がたくさんはいっている食品は食べないように心がけることです。そして、中性脂肪を減少させる性質をもつ食材を取り入れる努力をすれば、さらに効果的な食生活の改善ができます。魚介類のイワシ、サバ、ニシンには、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が備わっているのです。このEPAとDHAは不飽和脂肪酸であり、肝臓で中性脂肪が作り出されるのを鈍化させたり、血中の中性脂肪の濃度を下げる働きがあることがわかっています。納豆にも、ナットウキナーゼという名がつけられている酵素が含まれています。ナットウキナーゼの持つ効果には、血栓の分解というものがあり、俗に言うドロドロ血液をサラサラ血液に変えてくれます。豆類や海藻類の特徴は、カロリーは低いのですが、食物繊維量は豊富に入っている食品です。食物繊維には、脂質や糖質などを吸着し、体外へ排出する働きがあります。このほか、特保認定を受けている食品を摂るというのも有効です。しかし、中性脂肪値が危険レベルの方は、お医者さんの指導で食事療法を実行しなくてはなりません。

PostHeaderIcon 脂質・糖分・中性脂肪

肉類が主体の献立構成や食生活の中の脂質・糖分が多すぎるために中性脂肪が膨れ上がってしまい、肥満体の人が増えています。肥満の状態はほかの疾患へつながる危険がありますから、通称メタボ健診と呼ばれている検査が2008年4月から定められています。メタボ健診の中で生活習慣病のリスクを持つと見なされたケースでは、特定保険指導を受けることになっています。特定保険指導ではその個人の肥満タイプを識別してから、それに合った改善策について教えられることがあります。ここでは、分類される肥満のタイプに関して少し確認していきましょう。まず、女性に多いとされるのは、洋梨タイプが挙げられます。上半身は普通体型なのに、腹部やお尻、腰、太ももにたくさんの皮下脂肪がついているという肥満で、皮下脂肪型肥満という呼称が用いられたりもします。洋梨タイプのケースでは、必要以上な中性脂肪の摂取や運動を行わないことが大きな原因です。続いて、中年の男性にありがちな、りんごタイプの肥満を確認していきましょう。このタイプの肥満は内臓脂肪型肥満に該当し、おなかまわりを中心とした上半身の脂肪が多く、膨らんで見える状態です。もうひとつの内臓脂肪型肥満は「隠れ肥満型」とも呼ばれ、脂肪が肝臓などの臓器の周りに溜まるというものです。中性脂肪が肝臓で作られ、脂肪細胞を太らせていくため、内臓脂肪型肥満の原因になってしまいます。隠れ肥満型でしたら、体脂肪率を見ればすぐわかりますが、外見では肥満に見えない場合もあるため注意が必要です。最後は、現代病ともいわれている血液肥満タイプを見ていきましょう。いわゆる「ドロドロ血液」については、中性脂肪などの脂質が血液中に溜まることが原因の血液肥満のことを指し示しているのです。こうしたことから、肥満解消や肥満予防には、中性脂肪を調整することが密接に繋がっているのです。

PostHeaderIcon 皮下脂肪と中性脂肪

中性脂肪が体の中に入ると、皮下脂肪に溜め込まれた後、使用する際にはエネルギーに変化するのです。しかし多すぎれば、余計な脂肪が増えてしまい、また血液や肝臓に蓄えられて健康被害を招くことにもなります。メタボ健診においては、中性脂肪の値が150mg/dl以上の方を特定保健指導を受けることとされています。この他、日本医師会の公式ページでは、中性脂肪の数値が150mg/dlに達しているか否かを高脂血症の目安に設定しています。高脂血症の別名は脂質異常症で、コレステロールが大量に含まれるようなら「高コレステロール血症」、中性脂肪が非常に多いというケースなら「高中性脂肪血症」と分けられます。高脂血症になった場合でも、外見的な腫れや痛みなどの気が付きやすい症状がないのです。それでなかなか気が付かずに、中性脂肪との関係は病気になって初めて意識する人も多いようです。高脂血症の対処をせずに長期間たつと、動脈硬化を招いてしまうだけでなく高血圧症に罹ってしまう恐れがあります。動脈硬化と高血圧の症状は、互いの症状がもう一方の症状を進行させるという悪い相乗効果があります。それだけでなくこの動脈硬化と高血圧は、脳梗塞などの脳血管障害また心筋梗塞などという心疾患を引き起こす原因にもなると言われています。そして、中性脂肪が過剰に肝臓へ蓄積された場合、過栄養性脂肪肝という病気になるおそれがあります。糖尿病や膵炎などについても、中性脂肪によって誘因されることがあります。大きな病気が中性脂肪と関わりがあるということをお分かりいただけたと思いますから、健康診断を受けるなど一定間隔で確かめる必要があります。検査でわかった数値は、ダイエットと繋げて捉えるというだけでなく、病気の早期発見のために用いることが必要です。

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